Uber Driverアプリを物理ボタンでぶん殴る方法〜Key Mapperとリモコンでカンタン受け蹴り〜

ようこそ、壮年Deliveryの世界へ。
昨今の「スマホ操作」と「運転」の最悪の組み合わせであるデリバリー事情をちょっと便利にするお話をしていきたいと思います。

最初にお伝えしたいことがあります。これを承諾の上で読み進めてください。

※この設定におけるすべての責任は負えません。利用される方が自己責任の上でどうぞ。

まずはこちらのPDFをご覧ください。→「スマホだめ!!!

中身を見ると(PDFより一部引用)
・規定に違反して携帯電話を通話のために使用し、又は手で保持して画像を注視した場合
 罰則:6月以下の懲役又は10万円以下の罰金
 反則金:大型2.5万円|普通1.8万円|二輪1.5万円|原付1.2万円
 点数:3点

・運転中にスマホを使用して交通の危険を生じさせた場合
 罰則:1年以下の懲役又は30万円以下の罰金
 反則金:適用無し(反則金制度の対象外と鳴り、全て罰則の対象)
 点数:6点(免許停止)

「スマホホルダーで手で持ってないし、注視してないしー」

という理屈もあるかもしれませんが、危ないことには変わりまりません。

どうしても、運転中に鳴ったらそれを「注視」して「スマホを指で操作」するのは危ないことです。

フードデリバリーしてて、こう思った人も多いと思います。「鳴りが渋くてどうしても…運転中に操作しないと…」といった経験がある方もいるでしょう。

そんな方々に朗報です。

「スマホにタッチしなくても、リクエストが飛んできたら受けられる!」
「スマホにタッチしなくても、リクエストが飛んできて嫌だったら蹴ることができる!」

さて、そんな方法をご紹介しましょう。

※特に「マクロ」を使って不正をしている説明ではありません。

まずは、用意するもの。
・Androidスマートフォン(Appleは対象外だと思います。)
  この紹介は「Google Pixel 9Pro XL」を使っています。
Bluetoothリモコン
  2,500円くらいあったら買えると思います。
  とくに、この機種でなくてもいいと思いますが、他ので使えるかは不明です。
  
・アプリ:Key Mapper 
・スクリーンショット:自分のスマホで「リクエストが来た」ときのスクショを撮影しといてください。


設定は以下をご覧ください。
【インストール】
 ・とりあえずアプリをPlayストアからダウンロードしましょう。
  →Key Mapper 
  無料です。アプリ内課金で機能追加されますが基本機能でOK

 ①インストールを押します。

【アプリ起動 初期設定】
 起動して初期画面はこちらです。「Fix」の項目が3つあります。
 まずはこれを解決して行きましょう。

1つ目の「Fix」をタップします。


注意事項が出てきいます。
翻訳機能で表示したものは右の画像です。
「アクセシビリティを有効にしてね」ってことです。
「Enable」をタップしましょう。

ユーザ補助の画面に切り替わります。この中に「Key Mapper」があるので、それをタップ。


KeyMapperの設定画面が開いたら、ドグルをタップしてください。
そうすると、画面が表示されるので「許可」をタップしてください。


そうすると、画面が戻り、ONの状態になりました。これで一つ目を解決です。
左上にある「←」をタップして戻りましょう。

次に、2つ目を解決します「Fix」をタップしてください。
注意画面が表示されますが、これは「Fix partially」をタップしてください。

バックグラウンドでの常時実行〜が出てきます。「許可」してください。


すると、ラスト1つになります。「Fix」しましょう。
「通知をONにするでー」ってやつです。 「Turn on」をタップしてください。

「許可」をタップします。

以上で、初期設定が終わります。終わったらこんな画面になります。
(ツ)の顔がイラッとするかもしれませんねこれw

【Bluetoothリモコンのペアリング】
とりあえず、リモコンのどれかのボタンを押して起動しておきます。
青いランプがチカチカしてたらペアリング準備っていう感じです。
「新しいデバイスとペア設定」をタップします。

「Bike Phone Link」っていうものが検出されるので、これをタップ。

特に、連絡先や電話帳へのアクセスは不要なのでそのまま「ペア設定する」を押しましょう。

以上で、ペアリング完了です。終わったら以下のような画面になります。

【Key Mapperのボタン割当設定】
今回は、以下のように設定していきたいと思います。
□ リクエスト承諾
□ スクリーンショット|UberDriverアプリ起動
□リクエスト蹴る

私の場合、ハンドルマウントとリモコンを写真のように使っています。



左手の親指に近い一番下のボタンが「リクエストを蹴る」です。
運転中に「蹴りたい」シーンって結構あるじゃないすかー。もちろん指はノールックで押せますね。近いですし。

一番上に「リクエスト承諾」をつけたのは「責任あるワンタップ」からです。こちらもノールックで押せます。指の感覚ですね。

中央の「スクリーンショット|Uber Driverアプリ起動」は「残しておきたいスクショ」をワンタッチで撮れて、アプリも切り替えられる… これは最後の方に設定説明していきます。

まずは、「リクエスト承諾」からやっていきましょう。

【リクエスト承諾ボタンの割当】
右下にある「+」をタップします。 ※上にある+はグループの作成です。

「Trigger」が初期画面になります。
ここで、リモコンを手元に用意しておきましょう。
最下部にある赤い「Record Trigger」を押します。
すると、5秒の猶予があるので、その間にリモコンの割り当てたいボタンを押します。

うまく割り当てられたら、上の赤枠のように出てくれます。
下にあるShort Pressは「短く押す」という挙動設定です。

ご覧いただく通り、Long PressやDouble Pressがあります。
先にお伝えすると、Long Pressは有効ですが、Double Pressは使えないかもしれません。

今回の設定は「上のボタンを1回押して操作する」ということなので、以下の画像の通りにしておきましょう。お好みで変えてね。

さて、ボタンの割当が終わったら、次は「どんな挙動をしてほしいか」設定します。
赤枠の「Actions」をタップしましょう。
すると、下の画像のように鳴ります。最下部にある「Add Action」をタップしてください。

「画面をタップする」という挙動を入れたいので「Tap Screen」を選びます。
他にもいろんな挙動ができるのでいろいろ試してみてね。

つぎに、「画面のどこをタップ」するかの設定です。
「Select screenshot(Optional)」をタップしてください。
ここで、自分のスマホで撮影した「リクエストが来たときの画面」を選びます。
選ぶと下のような画面になります。スクショの適当なところを押すと座標を計算してくれます。
最適なところまでスクロールして、タップしてください。
リクエスト受けるときは、一番下にある緑の「承諾」なのでとりあえず「承諾」の真上にしました。
タップして反応する場所ならちょっとぐらいずれてても大丈夫でしょう。


ピンクの十字ラインで座標がどこか視覚的に選択できます。便利やねぇ。

いいポジションになったら、右下にある「✓」をタップします。すると、名前をつけるところが出てきます。特につけなくてもいいですが、わかりやすいように「承諾」とかつけてるほうがあとあと便利ですよ。

終わったら「OK」をタップします。

「Actions」の設定が終わったら、赤枠のように表示されます。

「Constraints」は、動かすアプリの関係です。
ここでUber Driverを選んでしまうと「ホーム画面」や「マップ画面」でリクエスト来たときに動かなくなるので、ここの項目は特に設定せずスキップして「Options」に移りましょう。

「Options」はこちらです。ここはお好み設定になりますので省略したい方は飛ばしてください。説明だけササッとしときます。

何ができるかというと、「他のアプリが〜」とか「メッセージ表示」とか「バイブレーション」設定になります。

私は、動作確認と振動がほしいので、以下2項目の設定だけチェック入れました。
下のメーターはバイブレーションの長さです。
全部設定終わったら右下の「Done」を押して確定させてください。

下のような画面になりましたら、「上」ボタンに割当ができたっていうことになります。
それでは、テストしてみましょう。

テストは、メモ帳的なものを使います。別にお絵かきアプリとかでも良いかも?
私は、「Keepメモ」の「図形描画」を使っています。

左の図:アプリを開いたらまずは、マーカー的なものにして色や太さをわかりやすいやつにします。

リモコンのボタンを押します(今回は上のボタンを押しました)

中央の図:Optionsで「Show an on-screen message」してたので、メッセージが表示されます。

右の図:「Tap Screen」で指定された座標がタップされた。

これで、1つ目のボタンの設定が終わりました。

2つ目のボタンはいろいろ省略しますが、下のボタンで「蹴る」挙動を与えてみました。
うまくできたら、以下のような画面になります。


ついでにテストしてみました。いい感じですね。

さて、それでは中央のボタンの話をします。
中央ボタンは「スクリーンショット」機能を割り当てることにするということで…
さっきと同じ要領で、進めます。

Triggerは「中央ボタン」を割り当てて、「Shot Press」を選んでおきます。

Actionsは、最下部にある「Search…」で文字検索します。
Scr…と入れると「Screenshot」が出てくるのでこちらを選びましょう。

すると、「スクリーンショット」が割り当てることができました。

Optionsはバイブレーション機能だけでいいやってことで、短めの設定にしてみました。

割当完了〜

うまく行ったかは、そのまま中央のボタンを押したらわかります。
よし、スクショ撮影よし!

中央ボタンの2つ目の挙動を設定していきましょう。
「Uber Driverアプリを開く」 ために 「中央ボタンを長押し」 するという感じです。
ボタン割当のときは、従来どおりRecord Triggerを押して、中央ボタンを押す。
そして、「Long Press」を選択します。 

次に、アプリを選ぶ挙動を与えたいので「Actions」では「Launch app」を選びます。

なんか注意事項出ますが、「Ignere」で進めます。

ここで、対象のアプリを探してタップします。

Actionsに「Open Uber Driver」が表示されます。

あとは、Optionsでお好み設定すればいいでしょう。
長押しの時間設定もできるぜすげぇ。

以上で設定終了です。
GoogleMap開いた状態とかで、中央ボタン長押ししてみましょう。
Uber Driverの画面に切り替わったら設定成功です。


ということで、長らくつらつら書いてきましたが…
スマホ操作における事故の防止に一役買えそうな感じのこの設定。
参考までにどうぞ。

※この設定におけるすべての責任は負えません。利用される方が自己責任の上でどうぞ。


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